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〜 両槻会第七・八回<道長が見た飛鳥>下見 〜
2008年2月23日


(その4)
女渕〜飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社

女渕を出発して坂道を降りた頃から、白い物がちらほら天から落ちてきたと思ったら、吹雪になった。風が強くて、横殴りの吹雪となった。

 きゃ〜飛ばされるぅ〜〜♪

はい、すみません、ありえませんね。(笑)
左手・・・手谷川。

右手・・・行者川。

ここで合流して<飛鳥川>になります。
栢森のバス停・・・なのにミカンが2個お供えされていた。摩訶不思議。(笑)

画像の向かって右下の車道を降りてゆく。
森と森を繋ぐように掛けられた綱・・・あれが<女綱:めづな>です。前回の両槻会ではもう一つの男綱(おずな)の綱掛け神事を見ましたが、これはその女版です。
今年の陰物・・・川と道の間に掛かった感じですね。本来は飛鳥川の中心に掛けられるのですが。(笑)
これが陰物・・・一番下には橙が。

【 栢森の綱掛神事 】

栢森(女綱)、稲渕(男綱)に伝わる綱掛の神事。
女綱は毎年1月11日に行われる。

子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などが
この道と川を通って進入するのを押し止め、住民
を守護するための神事とされています。


栢森は仏式で、稲渕は神式で行うのが特徴。
福石(陰物ともいう)と言う石の上に祭壇を設け、
僧侶の法要の後、飛鳥川の上に陰物を形どった
「女綱」を掛け渡す。

左がどうやら福石のようですね。綱が掛けられていました。
女綱から少し下った所、進行方向の右手に石段あり、祠らしきものが建っていたけどいわれは書かれていなかった。しかし・・・どうやってあんな場所に祠が?どうやら下からじゃなく、上から祠を置いたようですね。
この祠の前、ちょうど道路を隔てて向こうは飛鳥川が流れていた。もしかして、この淵に関係するのかも知れない。
祠の下左手には、湧き水が染み出しているようなところがあった。中の石の上部は血が滴ったように赤い。なんとも不気味・・・(TT)
飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社:あすかかわかみにます うすたきひめのみことじんじゃ>
人倒の石段。。。と、私が勝手に命名。え?これを登るの!?勘弁してー!

縦幅、メッチャ狭いですやん!!

え==!!!本当に登るんですか?

と、心の中で叫ぶ。

決して後ろを見てはいけません。

そして・・・

決して途中で休んでもいけません。だって、それをしたが最後、もう前には進めませんもの。(涙)

【 飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社 】

神社の名前って、どうしてこうも難しいんでしょうね・・・。
読めない書けない理解出来ない!!

ご神体は、裏の山で、山岳信仰です。

宇須多岐とは(臼滝)の事で、ここもまた
飛鳥坐神社の裔神だそうです

あの石段を登りきったところから、まだこの坂道が続くなんて・・・誰が一体想像したでしょう(滝涙)

あの鳥居からまた石段が!?
やっと社が見えてきました〜♪この時点でもう足はガクガクです。


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