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  音楽って・・・ 

 この世に生を受けた時から考えて、一番最初に思い出す曲って何の曲?

ちかごろ、そんな事をふと考えてしまったんです。ずーーっと記憶を辿って見ると
一番古いPの記憶は、まだオムツをしていた頃。「えー!そんな頃なんて記憶に
ないだろう!!」って良く言われるのですが、それがあるんですよ。(笑)しかも、
玄関から一番最初の部屋で、壁を伝って歩いている時に、事もあろうかオモラシ
をしてしまって、泣いているPが・・・(><) 一体幾つだったんだろう。二歳に今
の実家のある所へ引越しをしているから、その前のことだって判るんだけれど。
ちゃんと、その頃住んでいた家の間取りも、小さな中庭に物干しもあったって。
夢かなと思って、ある日母に聞いてみると、やはり間違ってはいなくて、まさしく
その通りの間取りだったことが判った。お隣に住んでいらっしゃった人の良いご夫
妻の顔もちゃんと覚えている。今と違って、賢かったのかも知れない。(笑)

 その頃、家では音楽好きの父が脚付きの大きなステレオ(ラジオとレコードが
聞ける)でかけてくれていたのが童謡だった。きっと小さなPの為に買ってくれた
のだろうレコードで、「しょじょ寺のたぬきばやし」「雨ふりお月様」「りんごのひとり
ごと」が流れていた。Pは生まれながらに身体の弱い子だったから、両親は随分
と心配をしていたらしい。未熟児ではなかったものの、その後の発育はいつも底
辺の伸び。「無事に大きくならないだろうな」と言うのが周りのもっぱらの話題だ
ったと後で聞いた。今のPを見ると、そんな頃が想像出来ないくらい、横に立派
に育っているのだが・・・(><)

 そんな体の弱い娘を乳母さんに任せて働いていた両親だったが、体が弱いせい
か、しょっちゅ泣く煩い子だった為に、乳母さんも相当てこずって辞めてもらった
らしい。それから、両親はPを<みかん箱>に入れて、ずっと仕事をしていた。
「わたしは真っ赤なりんごです。お国は遠い北の国・・・」これは確か、<りんごの
ひとりごと>という題だったと思うけど、違ってたらごめんなさい。この曲は少し寂し
いメロディーだった。Pのお気に入りの曲は「赤いべべ着た可愛いきんぎょ」ではじ
まる歌。赤いべべ・・・「ベベ」と言うのは着物のこと。大阪ではよそ行きの着物を
着たら「ええベベ着てどこ行くんや?」って言われるのよ。で、そのころ好きだった
のが赤いきんぎょのベベだった。この着物を着ると上機嫌になって、歌っていたら
しい。洋服よりも着物が大好きで、小さい頃は普段でも着物を着ていた。

 ちょっと音楽からは離れた話しになってしまったけど、音楽ってそのメロディーや
歌詞を思い出しただけで、もっともっと色々な事がその当時のまま浮かんできて
まるでタイムトラベルをしているような錯覚に陥る。音楽って本当に素敵だなって
思う今日この頃なのよ。あなたの思い出の曲には、どんな思い出の風景が広がっ
てくるのでしょうね。o(*^^*)o

   03.12.11  P-SAPHIRE

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