*- 大阪レトロ建築探訪レポ -*

平成18年 10月17日(火曜日)

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< その4 >

 <雑候場(ざこば)橋柱

 雑候場魚市場は、江戸時代の大坂三大市場の一つで、大坂の朝は雑候場からといわれる程でした。

 雑候場の地名も無くなり、今日名を残すのは雑候場橋の橋柱だけとなりました。

 雑候場橋東詰めにて、大坂の味を創造してきた神宗は、雑候場商人の心意気を伝える記念碑としてガス燈を復元し、貴重な資料として保存しています。

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 いや〜これを探すのに骨が折れました。まさか、ビルの中に鎮座してはるとは思いませんでしたもん。(涙;)

 淀屋橋センタービル1階にありました。
 9.高麗橋ビルディング
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 明治45年(1912)辰野片岡建築事務所の設計で大阪教育生命保険として建設され、のちに大中証券になり、現在は有名なフランス料理店(シェ・ワダ)として使用されています。

 かつては、こんな煉瓦造りの建物が軒を連ねていたそうですが、現在は見当たりません。

 10. 日本基督教団浪花教会

 1930年竹中工務店の設計施工による教会です。高麗橋ビルディングのすぐお隣にありました。
 派手さはなく、とてもシックなこの建物は、昭和5年にヴォーリズが建築設計した物です。木々の木漏れ日がとても似合う教会でした。
 11.大阪綿業会館
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 綿業関係の倶楽部として昭和6年に建てられた物で、内部はとても凝った装飾が施されているそうですが、入ることは出来ませんでした。毎月第4土曜日に予約制で見学会が開かれているので、いつか予約してみたいです。
 これが玄関ドア・・・やっぱりすんなり入れる雰囲気ではありません。(笑)

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