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赤目四十八滝花巡り その1
(平成19年4月29日)

 長男(啓介)がこの日誘ってくれて、久しぶりに家族全員で赤目四十八滝を歩くことになりました。

 おばあちゃん(姑)も一緒なので、一番上の<出合>に車を置いて、啓介以外は上から下の出口を目指し、啓介はまた車を下の出口に置いて、上を目指すと言う方法にしました。

 出合から日本オオサンショウウオセンターまでの距離は4.270m。しかし、途中すれ違うのも大変な箇所もあるそうな・・・ドキドキ。

 出合茶屋前の道路の山側には、沢山のマムシグサが咲いていました。

蝮草:マムシグサ
 サトイモ科 ナンテンショウ属

 花のように見えるのは苞(ほう)で、その中に花があります。雄雌それぞれの花があります。有毒植物に指定されているので、食べないで下さいね。

 
 出合茶屋で入山料大人¥300円を支払い、茶屋のすぐ横の坂道を降りることにした。

 下からここまでは、あまり登って来られないのか、とても静かでした。まだこの道の左側に流れる川は小川程度で、これが爆水のような滝になるのかと、なんとも不思議な感じがありました。
赤目四十八滝
 奈良と三重の県境を東西に流れる滝川の上流にある約4kmの渓谷です。

 柱状節理の裂目に水が浸食作用を起こしできた類まれな奇勝と言われています。
 
 「日本の滝百選」「森林浴の森百選」「遊歩100選」にも選定されている風光明媚な渓流沿いは遊歩道を有し、大小さまざまな滝を鑑賞出来ます。
 <猩々袴:ショウジョウバカマ

 ユリ科 ショウジョウバカマ属

 普通、赤っぽい色をしていて、花が沢山重なったように咲くのですが、これは黄色と言うか、緑色のような色で、繊細な感じがしました。この辺り、赤っぽいショウジョウバカマより、この繊細なショウジョウバカマの方が沢山咲いていました。

 土質で色や花数が随分違うのが特徴らしく、最初違う花だと思っていました。
 茶屋を少し下った場所に鎮座されていたお地蔵様です。こんな場所で寂しくないんでしょうか・・・。
 <ヤマルリソウ

 ムラサキ科 ルリソウ属

 キュウリグサやワスレナグサにそっくりです。キュウリグサの花はもう少し小さいので見分けられますが、ワスレナグサとは見分けが・・・草丈は10cm〜20cmくらいで、茎や葉など全体にやや長めの毛があり、白っぽくてフサフサしていますので、その辺りで見分けるのが一番かも。(^^;

 蕾はピンク色していて、時間を経るにしたがって、ブルーが濃くなるらしいです。
 キノコ・・・好きなんです、ちっこいキノコの姿。あ、決して食べるためではありません。キノコだけは私も手出し出来ないんです、怖くて。(^^;
 岩窟滝・・・の中腹に深い石穴があるので岩窟滝と呼ばれています。

 高さ7m、滝壺は深さ3m


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