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室生・滝谷 その1
(平成19年5月13日)

 前夜からお泊りのお客様が、伊勢に周ると言う事で、午後からの予定が無くなり、久しぶりに家族で室生寺に行く事にしました。室生寺は石楠花の季節に入っているのでは?と、淡い期待もあって、啓介のバイクを引き連れる形でO−さんのワンボックスは進むのでありました。

 駐車料金(1日)
   自動車: 600円
   バイク: 200円



   <室生寺境内にて:チゴユリ>
 室生寺の拝観料
   大人: 500円

 日出国大和には、太陽が出る三輪山があり、真東に室生寺、そしてその真東には日本が初めて神と崇めた<天照大神>を祀った伊勢神宮がある。この3点を結ぶ道を<太陽の道>と呼び、人々は参拝の旅をしたと伝う。

 室生寺には、大日如来の宝珠があり、その宝珠が天照大神になった・・・と言う話も残っています。

 <ばん字池>
 池の形が梵字の(ばん)と言う字に似ている事から名づけられた・・・らしいけど、見てもわからないPでした(^^;
 <女人高野>

 室生寺は、明治の頃まで厳しい女人禁制だった高野山の代わりに、女性の済度(さいど:迷い苦しんでいる人々を救って、悟りの境地に導くこと。)を許したことから「女人高野」と言われた。

 正面の金堂まで鎧坂の階段が・・・。一番したから見上げた金堂は小さかったのであります。
 <金堂>平安初期:国宝

 正面側面ともに五間の単層寄棟造りコケラ葺きで、釈迦如来仏像を中心に、薬師如来、地蔵菩薩、文殊菩薩、十一面観音の各像、運慶作と伝わる十二神将像がある。

 
 金堂から弥勒堂を過ぎ、五重塔を臨む。本来ならば、この石段の両脇を石楠花(しゃくなげ)の花が彩っているはず・・・でしたが、生憎もう盛りをすっかり過ぎておりました。(><)

 <五重塔>平安時代初期・国宝

 走行16.1m、屋外に立つ五重塔としては最小です。息子たちは「ちっさーーー!!」と叫んでいましたが、それがまたこの塔の魅力でもあるわけですよ。

 軒のゆるい勾配、朱の柱、壁の白・・・本当に綺麗な塔で、Pの大好きな塔の一つです。

 平成10年の台風により、大変大きな損傷を受けましたが、二年後の平成12年に修復落慶しました。

 この五重塔の左の階段をまた登ってゆく・・・。目指せ<奥の院>(笑)

<天然記念物室生山暖地性シダ群落>

 イヨクジャク、イワヤシダ、オオバハチジョウシダなど暖地性シダが群生している。

 この群生は、わが国のこれら暖地性シダの分布の北限にあたるため昭和3年11月30日天然記念物に指定された。

 と、看板に書いてありました。(オイオイ)

 ここからの石段、段差は緩やかな分、一歩では物足りないのに、二歩だと結構大変になります。キツイよ〜〜!
 丁度五重塔と奥の院の真ん中あたりにある巨木の根元には、石仏がチョコンと鎮座しておられました。

 
 まだまだ奥の院に到着しません。もうすでに木々は鬱蒼と茂っています。空気が冷たく感じました。この坂の石段を<胸突きの石段>と呼ぶらしい。 
 もうすぐ奥の院・・・おおーー!!見えてきました〜〜♪舞台造りの位牌堂。あともう少し・・・と、ここでパンダが「トイレに行きたい!」と言い出し、ここから急いで下へ降りることになったPとたけさん。O−さんと啓介がもうすでに舞台の上から手を振るも、あえなくリターンするのでありました。え?結局はしんどいから止めた!?いいえ〜そんなことは・・・あります。(爆)


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