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里芋?小芋?
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2007年 10月15日〜16日

15日は朝からたけさんの学校の役員会があり、
戻ってから風菫の里へと車を走らせたのであります。
そろそろ豆を蒔くシーズン!!
さてさて、どうなることやら〜vv

 自宅裏の畑・・・ちょっとずつ、なんやかや?植えています。プチヴェールや芽キャベツ、茎ブロッコリーは、蝶々の幼虫にほとんどの葉をやられてしまっています。しかし、そろそろ蝶々の数も幼虫の数も減って来ています。(寒くなったからね〜)これからの成長が楽しみです(野菜のね)(笑)
 上の画像の先には、まだまだナスの花も咲いていて、その隣の畝には、秋ジャガが沢山発芽しています。ジャガイモは茎を2本だけ残し、後は掻き取ってしまい、根っこ(芋)の部分を太らせるようにします。

 ジャガイモの株間に、一握りずつ化成肥料を埋め込みました。
 9月22日に種まきをしたほうれん草が発芽していました。細長い葉がそれです。まだ小さいので間引いていません。もう少し大きくなったら間引き菜として活用しながら育ててゆきますvv
 春ジャガも、ボツボツと発芽・・・秋ジャガは、今年中に収穫出来る品種で、春ジャガは来年の5月ごろ収穫予定です。春ジャガは霜にあたると、いっぺんに枯れてしまうので、これから寒冷紗は必要不可欠になるだろうと予測しています。

 エゴマ、大きな株に育ってくれました。新芽を虫に結構やられて枯らされていますが、無数の花房も出してくれているので、このまま農薬はせずに育てたいと思っています。
 春菊・・・発芽。ほうれん草に遅れること1週間で種まきをしたものです。小さくても菊の葉っぱらしいでしょ。(笑)
 <人面虫!?>
 
 (アカギカメムシ)の幼虫です。沖縄や奄美諸島に生息しているカメムシの一種ですが、三重県にも生息しているんですね!!驚きました。やはり地球温暖化が進んでいるようで、なんか恐いですね・・・。アカメガシワに寄生する虫らしいのですが、都会育ちのPは初めて見た虫で、気持ち悪いと言う印象が正直なところ。
 そろそろ豆を植える時期に入っていて、O−さんは豆の種も買っていました。豆は一晩水につけてから土に埋めるので、その準備もあるため「どこに埋めるのか?」と、O−さんに聞いたところ「植える場所がない!!」とツレナイお返事。(涙)

 11月に収穫しようと思っていた里芋(関西では小芋)を早めに収穫してしまって、石灰と肥料を継ぎ足し、土作りをして置く方が良いと言う結果になり(一方的Pの意見?)O−さんに頼んで、スコップで掘り上げてもらうことにしました。

 白クマさんとほぼ同じくらいに成長した里芋の茎・・・葉っぱも大きいでしょvv

 今年は雨が少なく、残暑も厳しいと言う里芋にとっては過酷な年だったようですが、我が家のこの場所は湿気を多く含む土壌だったために、他所よりは良く育っていると周囲からの噂で聞きました。(笑)
 O−さんのクマの手より(オイ!)太い株に成長していて、1株に大体10個近く芋が出来ていました。4月から半年でこんなに成長するとは・・・ビックリでした。

 ところで・・・大阪では<小芋>と呼びますが、普通<里芋>と言うのだそうです。ずっと大阪で暮らしているので、小芋と言ってましたが、他所では小芋と呼ばないので判らないそうです。知らんかった〜(><)

 こんな感じで、白い根っこが沢山くっ付いているでしょ。これは、土がついたまま年末まで乾燥させると、白い根は干からびて無くなり、普通売られているような芋の姿になるそうです。
 なにぶん初めての経験だったので、恐る恐るの収穫。土に沢山絡まっているなんて知りませんでした。

 里芋(小芋)のぬめり成分は、糖たんぱくのガラクタンです。 これは脳細胞の活性化を図り、老化やボケ、糖尿病を防止します。 なので、Pはぬめりを落とさずに、お水のうちから芋を入れて ゆっくり火を通してやります。 すると、煮崩れせずに上手く味がしみこむんですよvv

 これ・・・何かわかります?

 実は、イノシシが通った後です。判りやすいように、少し色を濃くしてあります。山の畑のすぐ側に通り道があって、この道の横にある畑では、ゴロゴロとのたくった後がありました。その畑の持ち主は、自然農法と称して、雑草を一切抜かず、折角植えた農作物もそのままにしています。手のひらよりも大きく育ったオクラも無数にあるのに収穫した形跡はありません。だから、イノシシは大喜びで餌をもらいに来るのでしょうね・・・。雑草があって、体を隠す事が出来る場所は、イノシシの恰好の餌場と化します。はぁ〜、自然農法はいいけど、収穫ぐらいはやろうよ!収穫や面倒を見ないなら植えないで欲しいと思うのはPだけじゃないと思うんだけど。植物にも失礼だと感じませんか?

 道がグチャグチャになっているでしょ。イノシシは、その鼻息だけで穴が開けられるって言う噂。(ホンマ?)石なら70キロ、隙間なら20cmあれば出入り出来るらしい。恐るべし!!

 山の畑・・・色々植えたけど・・・こりゃ〜時間の問題かも知れないと、不安になりました。
 あ〜、でも、この景色を眺めていると、そんな不安もどこかへ飛ばされて行きます。稲もすっかり刈り取られ、紅葉を待っているところかな〜。
 山の畑、雑草が生えないように黒いビニールマルチを敷いています。そうしないと、草を抜く作業だけで一日が暮れてしまいますので、少しでも楽できるようにしています。(笑)

 ウコン・・・あまり大きくならない。たぶん、植え込む時に、ポット苗をそのまま植え込んだのが原因?その時点で株分けをするべきだったのだろうか。そう言う事は一切書かれていなかったので、そのまま植え込んでしまいました。失敗かな〜。秋ウコンを2株O−さんが抜いてみました。芋のような、生姜のような根っこが出て来ました。どうしたらいいの?食べるには苦すぎるんでしょ?
 ニンニク、ワケギ、白菜、順調に育ってくれています。特に、ワケギの成長が目覚しい。これは、後でもう一度見て頂きたいと思います。

 赤くて丸い木?これ、あの<ホウキグサ>です。秋になって紅葉して来ました。150cmほど成長すると言うネットの話でしたが、そこまで大きく育たずに紅葉して来ました。1年草なので、紅葉しながら実をつけて枯れます。

 綺麗な形をしているでしょ?全く手を入れていません。自然の形なんですよ。これ、結構使えるかも〜と思っています。庭の要所要所に植えておくと手間無しで綺麗な形のが育ってくれるし、箒にも出来るし、実は食べられるvv

 種をいっぱい収穫したいし、どんな風に枯れてゆくのかも知りたいから、まだまだ目が離せません。
 この紅葉って、本当に葉が赤くなるんですね・・・。こうしてじっくり見ると、木が紅葉しているようにも見えます。
 益々じーーーっと見ていると、白い小さな花?が咲いていました。埃のような小ささですが、確かに花のような感じです。これが実になるんでしょうか???
 コレ、山ばあちゃんの耕運機<マメちゃん>です。岩ちゃんちの耕運機<小まめちゃん>より少し大きめで、<マメ太郎>よりも小さい、丁度中間ぐらいの大きさなので、マメちゃんと命名。(笑)

 この耕運機、刃が斜めに大きくなっているので、小まめちゃんより深く耕せます。Pも教えてもらってやってみましたが、Pでは振り回されてしまって、手に負えませんでした。

 マルチを外し、石灰、有機化成肥料、油粕を施しO−さんが耕して、その後からPが畝を作って行きます。夫婦共同作業・・・って言うほど和やかではありませんが。(笑)

 一箇所に4粒の<スナップエンドウ>そして、その合間に粒状になった有機肥料を埋め込んでゆきました。
 大体こんな間隔で蒔いてみました。見やすいように肥料はそのままにして撮影してありますが、この後ちゃんと肥料は土の中に入れました。
 種まきをした畝に半円形の支柱を立てて、寒冷紗を被せておきました。これは防虫の為もありますが、発芽する前に鳥がマメを食べてしまうので、発芽するまでは寒冷紗で鳥に食べられないようにする必要があります。
 作業が終わり、O−さんがマメちゃんの手入れをしている間、Pは畑の辺りをウロウロ・・・で、紫色のマメの花を見つけました。紫のマメの花って、初めて見ましたが、綺麗なもんですね・・・。

 これがその紫花のマメ・・・30cmほどもある細長いマメでした。もう枯れているのもあったので、2本ほど勝手に頂き、割ってみたところ、中のマメは赤いマメでした。小豆(あずき)か?と一瞬思いましたが、どうやらこれは<ササゲ>のようです。ややそっくり返っているのが判りますか?若い頃は、もっとそっくり返ったような、まるで捧げるような姿をしているので<ササゲ>と名前がついたらしいです。

 煮るとすぐに皮が破けてしまう小豆と違って、ササゲは皮が破れにくく、江戸時代武家が好んで使ったとされています。

 関西のお盆では、必ず仏壇にお供えされるマメとしても良く知られています。
 ニンニク・・・沢山発芽してくれていましたvvでも、中には発芽していない箇所もあったので、ちょっと穿り返してみたところ、アメリカニンニク(あの巨大なニンニク)の小さな小さな欠片を埋めた箇所でした。腐っているようでもなく、埋めた時そのままの形をしていたので、しばらく様子を見ることにします。あまり小さすぎると発芽せずに越冬するのかしら???

 ワケギーーー!!ね、もう〜ボウボウに生えているって感じでしょ?(笑)

 一箇所に2粒から3粒しか球根を埋めなかったのに、沢山の芽が出てくれていたので驚きました。正直、数えるぐらいずつ発芽するんだろうと思っていたんですよ。恐るべしワケギ。(笑)

 前回のレポで、Pがトンカントンカンしていたのが、この調味料棚です。塗料が乾いたので設置してみました。ぐらつかないように後ろは、斜めにも木を打ちつけてあります。

 調味料が少ない?これは一番身近な小さな調味料たちの整理棚です。大きいのは別の場所があるのでvv

 小さな牛乳瓶3本・・・可愛いから並べてみました。(笑)

ローズガーデンの横に植えられていた里芋は抜き取られ、
また石灰や肥料を施して耕しておきました。
次回、その場所に<一寸豆>と<ナタ豆>を植える予定です。


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