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ローズガーデンにて
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2007年 10月7日〜8日

O−さんが総会&宴会に行っている間、
P&パンダは、せっせとローズガーデンの草抜きをしました。

たかが草抜き、されど草抜き・・・スリルとサスペンスの物語。(爆)

 <金木犀:キンモクセイ>
 ローズガーデンの入り口右に植えられている木・・・白い木肌で綺麗な木なのですが、いかんせん入り口にあるために、みんなから「邪魔だから切れば!」って言われ続けていました。昨年、全く咲いてなかったので、まさか<キンモクセイ>だとは思わずにいました。木肌が綺麗だった・・・ただそれだけで切られずに済んでいた木ですが、キンモクセイだと分かったからには、この先、絶対に切られる事はないでしょう。(笑)

 とても甘くてよい香り・・・私は感じる事が出来ませんが、香りの記憶を紐解いて、イメージだけでも楽しむ事が出来ました。
 <馬酔木:あせび>
 今年の春、とても綺麗に咲いてくれた木が、まだ秋だというのに、来年の春に咲かせる花芽をつけだしました。花は一瞬にして咲かないんですね〜。半年ほどの間、花芽を少しずつ大きくして、来年の春開花させます。そう思うと、愛おしさがつのります。
 <アスクレピアス>
 初夏からずっと咲き続ける、なんとも丈夫な植物です。茎が細いので、弱そうに見えますが、耐暑性抜群でした。このオレンジ色の種類は、7℃になると枯れてしまう一年草です。

 <アスクレピアス>
 上記と同じ花ですが、赤い円で囲んだ部分を見てください。緑の細長い楕円形が、この植物の種の部分です。この中に種が入っているのですが、まだ枯れていないので採取は出来ません。丁度今頃、種を蒔くのに適した時期なのですが・・・今年は遅いのでしょうか?

 <ブルー・サルビア>
 普段、道路や公園の植え込みに植えられている赤いサルビアとは随分様子が違うでしょ。

 シソ科のハーブですが、花より種をみるとシソ科の特徴をよく残していると思います。

 非耐寒性なので一年草と言われますが、暖かい場所なら越冬して毎年花を咲かせることも可能です。大阪の家の庭では越冬が可能でした。風菫の里は、そろそろ枯れるかな〜と思っているところです。
 <サルビア・ネモローサ・スノービル>
 これもサルビアの一種ですが、花は真っ白です。やや地味な感じの花ですが、群生させると綺麗です。
 <ブルースター>
 ブルーの綺麗な花で、蕾はややピンク色をしています。ビロードのような柔らかい毛が生えているんですよ。多年草なので、上手く行くと、毎年咲いてくれます。
 <ブルースターの種>
 この種袋も、細長いんですよね・・・。アスクレピアスに良く似た種袋の形をしています。この中に無数の種が入っているんですよ。
 <四季咲きベゴニア>
 これは昨年、数十円で買った特価のベゴニアです。大阪の庭から移植したら、大きな株になり、ずっと咲き続けてくれています。そろそろ切り詰めしてやりたいのですが、こんなに花がまだ咲いているのに、なんとも可哀相に思います。今しばらくそのままにしてやろうかと思うのですが。。。

 ローズガーデンには、色々な草が蔓延っています。花が咲くとその特徴で調べる事は可能ですが、葉で見分けるのが非常に難しい草も含まれています。抜いた方が良いのか、抜かない方が良いのか・・・悩むところでもあります。

 人間は勝手なもので、必要か必要でないかで植物を判別してしまいます。見る価値がある植物を<山野草>と呼んで尊び、見る価値がないと判断された植物を<雑草>と呼んで抜いてしまう。雑草と呼ばれた中には、人の役に立ってくれる物もあるし、意外と綺麗な花を咲かせる物もあります。

 出来る限り共存を・・・と望むのですが、なかなか難しい事もあります。
 上記のベゴニアの足元に、とても可愛らしい三つ葉を持つ植物がツルをいっぱい伸ばしていました。小さな苺の葉にそっくり!!グランドカバーにならないかな〜と、抜かずにそのままにしました。調べたところ<ツルキンバイ:蔓金梅>と言う植物だったことが分かりました。春に、可愛らしい黄色い花を咲かせるそうです。どれぐらい蔓延るか・・・しばらく見守ってやろうと思います。
 <テランセラ>
 ヒユ科アルテルナンテラ属で、非耐寒性の多年草。10℃以下での越冬は無理だそうで、霜が降りる頃、鉢に移植して家の中で育てることにします。

 小さな小さな苗でしたが、斑入りの葉が可愛らしくて買いました。グランドカバーになればと思っていましたが、グランドカバーと言うよりは、低いこんもりとした形に育っています。切り詰めなくとも、上手くこんもりとなってくれるので、手間が省けて非常に良いと思いました。春になれば挿し芽が出来ますので、是非増やして、小道の両側に植えたいと思っています。
 上記の花です。花は非常に小さく、あまり可愛らしいとは言えないし、目立ちません。どうやら斑入りの葉を鑑賞するだけだと思って下さる方が良いかも知れませんね・・・。

 秋が深まると、黄色い部分が増えるそうです。
 これ・・・何だと思われます?手のひらよりも大きな葉が無数に出ていて、ツルはもう2mほど伸びています。まるでココだけ見るとジャングルのようです。(笑)

 これはトケイソウの一種で<パッション・フルーツ>と言います。そうです、あの美味しい果実が出来る植物。トケイソウはPも大阪の庭で育てているので、比較的良く知っているつもりでした。が・・・これは似て非なる物でした。まさか、こんなに野生化するとは思いませんでした。これ、夏に苗で買ったんですよ。ものの数ヶ月でこの成長!!驚き以外に何も言えません。
 
 このままで越冬出来るかどうか不明なため、暫く見守ろうと思っています。ついでに伏せ芽にもチャレンジしたいのですが。

 「お母さん、これも草やんな!」

 と、パンダが声をかけてきた。
ふと見ると・・・ΣΣ( ̄◇ ̄;)げ!
大切なバラを根こそぎ抜いている。ぎょえーー!!参りました。息子にとっては、バラも雑草だったらしい。しっかり花も咲いていたのに・・・です。(涙)

 こんな感じで、一体どんな植物を抜き取ったか、見ないでおこうと心に決めました。見ればきっと、悲しくて涙が止まらないでしょうから。

 抜き取られたバラですか?大急ぎで元の場所へと埋め込みました。パンダは気にせず、時折トカゲを追いかけていました。これで大学生・・・(滝汗)
 こちら、前回のローズガーデンです。草が沢山まだ生えています。とても気になるけれど、時間が無くて手着かずのまま放置していたところです。
 こちら、草をある程度抜いたところです。え?あまり代わり映えしない?そう言わないで下さいよ〜。(笑)

 不要な草を抜いた分、植え込んでいる植物が顔を出しています。枯れずに地道に育ってくれていました。出会えた時、本当に嬉しい瞬間です。

 おまけに・・・草の間から沢山のミョウガの花茎が!!20個以上収穫となり、漬物にしようか天ぷらにしようかと、嬉しい悩みで頭の中は一杯になりました。(苦笑)
 コレ、タマネギの苗です。もうこんなに大きく育ってくれていました。タマネギは発芽率があまり良くないので、たいていは球根のようなのを植え込むのだそうです。

 しかし、それでは勉強にならないので、今年は種から育ててみることにしました。まだまだ間引きはしません。昨年のレポを読むと・・・どうやら霜が降りた頃に、岩ちゃんから苗をもらって植え込んでいるようなので、きっと11月〜12月頃じゃないかと思われます。その頃、まだしっかりレポを書いてないのでちゃんとした事が言えないのですが・・・。弱々しい苗を植え込んだ事は覚えています。(笑)
 <タラの木>
 売れ残り¥100円の苗を買って約一年になります。1m20cmぐらいに成長しています。これは普通のタラとは違い、棘がない品種です。2年ぐらいは新芽を採らずに育ててやると、随分大きくなるという話しだったので、来年の春も採取は見送りとします。私はタラの芽の天ぷらが一番好きなので、今から採取出来るのを楽しみにしています。どれぐらい大きな木に育つのでしょうね。
 <レモン>
 枝が横に張り出しました。レモンは1本で実が出来る物なのでしょうか・・・。オリーブやブルーベリーは、ちがう品種と一緒に植えなければ実が出来ませんし、サクランボなどは接木をしないと花すら咲きません。レモンは???

 −3℃以下になると、枝が枯れてしまって花がつかなかったりするそうです。風菫の里、結構冷えるんですが、無事に実がつくんでしょうか?5年以上経過しなければ、どっちみち実が出来ないそうなので、まだまだ待たなければならないようです。
 <サニーレタス>
 ボツボツと発芽し始めました。昨年、サニーレタスの苗を購入して育てましたが、結構大きな株に育ってくれて、冬から春にかけて、美味しく頂きました。なので、今回は種を蒔いて、沢山育ててやろうかと目論みました。(^0^)v
 <レタス>
 これは・・・零れ種で発芽したレタスです。たぶん、玉にならず、縦長に育つ種類かな?ミックスレタスを育てた場所なので、どんなレタスに育ってくれるか楽しみです。(笑)
 次の日・・・朝から雨。時折激しく降る。O−さんは畑仕事が出来ないので、本ばかり読んでいました。私は暇・・・な〜んてとんでもありません!!雨の日こそ、家の中の整理をする絶好のチャンスです。

 兄嫁から「燃やして!!」と受け取った木切れ。何かに使っていたのであろう釘穴がある。寸法を見ると、高さが一定で幅が若干違っている。非常にささくれ立っているために、気をつけなければ手を傷つけてしまいそうな感じ。以前HCで安い電動の研磨機を購入していたので、それを取り出して研磨。ついでに角も面取りして、調味料の大きさを測って、棚を作り出しました。縦と横の組み合わせだけでは弱いので、斜めにも1本打ち付けたいが・・・長さが同じだった為に、綺麗な斜めには打ち付けられなかった。
 まぁ、そんなこんなはありますが、なんとか調味料棚が出来上がり、水性塗料(ミルキーホワイト)を刷毛で塗って仕上げました。私、刷毛が好きなんです。息子はスプレーの方が便利だって言うのですが、私は簡単にムラ無く、しかも塗り重ね出来る刷毛が使い良いと思うんです。飾ったところも是非見て頂きたいと、何枚か撮影したにも関わらず、取り込めばすべて真っ黒。情けないったらありゃしません。飾った所はこの次絶対に撮影するぞーーー!!m(__)m

雨だと手持ち無沙汰・・・。
今回は早々に大阪へ戻って来ました。
たまにはそんな時があっても良いかも。(笑)


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素材 by Pari's Wind