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え”ーーー!?
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2007年 9月16日

本日の夜、大阪のご近所さんの会が延期となり、
夕方から風菫の里入りとなる。

今回は、学校が休みの三男:たけさんも
久しぶりに来る事が出来ましたvv

 雨が降ったり止んだりの微妙さ?向こうの山には雲がたなびいています。あれは奈良方面か?風菫の里へ向かう途中にある山の畑で枝豆をチョイスし、夜は枝豆とビールと洒落させてあげようと、畑に向かう。雨のせいで、たけさんとPは泥にはまりつつ進む。(><)

 で、ビックリ!!挿し芽をして元気だったサツマイモがすべて掘り起こされ、枝豆も倒されている!!マルチをしていたジャガイモさえも、マルチに穴を開けて掘られている。

 こうなれば、もうなす術はありません。悲しいかな、飲み込むしかありません。ショックは前回を上回るくらい。言葉は出ませんでした。残った枝豆だけを持って風菫の里へと向かう。

 画像、とてもじゃないけど、撮影する気分になれず・・・。でも、記録するために撮影すべきだったと、今となっては残念に思います。

 夜、枝豆を塩茹でして食べたが・・・苦い。とても苦味があった。前回、試しに採った時は、生のままでも甘く食べられたのに、この2週間で、どうしてこんなに苦くなったんだろう。暑さのせいなのだろうか、それとも、ここ数日の雨で、旨味が逃げたのだろうか。色々反省するが、決定的な答えは見つからず、近所の岩ちゃんやネギばあちゃんも頭をかしげていた。

 来年は、もう少し早めに種まきをして、暑くなりだす頃に収穫出来るようにしてやろうと思う。どうも暑さが長引いた為の弊害だと思えて仕方ないから。

 次の朝、山の畑にもう一度出かけた。

 サツマイモの残骸を片付け、隅っこにおいやる。ふと見ると、畑の隅っこに彼岸花が花芽を持ち上げている。季節はもう晩夏なんだ・・・。体感温度は高いけど、確かに季節は移ろっているのを実感した。

 山ばあちゃんが<白菜の苗>を沢山くれたので、今日はそれを植え、枝豆とサツマイモが植えられていた場所を耕し、苦土石灰と肥料を施し、マルチをして来ました。

 そうそう、3週間ほど前、上のワケギさんが、ワケギの球根を持って来てくれていた。「植え時が来ると教えてやるから、それから植えるんやで!」と聞いていたので、ずっとネットに入れたまま保存していたが、「そろそろ植え時やで!」と言う声があり、球根を2個ずつ植えるように、山ばあちゃんが指導してくれて、ニンニクの続きの畝に植えた。1個ずつだと頼りないので、2個から3個ずつ植えるのだそうだ。(笑)

 六片ニンニクは、先週ジャガイモと一緒に植えたが、ニンニクは全く掘られていなかった。それがまた憎らしい。

 枝に実ったまま熟して腐り、カビる・・・我が家の柿。実りすぎると、子孫を残すために、良い実だけを木自体が選別?して落とすのだそうで・・・本当かどうか不明だけど、本にそう書いてありました。

 しっかりした実を残させるためには、枝を曲げたり、釘を打ち付けたりして虐めると良いのだとか。しかし、そこまでしなくとも、実はちゃんと出来ているのだからと、自然のままに育てています。触って柔らかい柿は収穫し、ヘタと皮を捨てて、中身だけを煮詰め、目の粗いザルで裏ごししてやると、早く種だけ捨てられる。シナモンとお砂糖を足してもう一度煮詰め、コンフィチュール(ジャム)を作ると、とても美味しい事に気がついた。来年からはきっとこの手で美味しく頂こうと思います。無駄のないように・・・。


 プチヴェール、薔薇の葉らしき物が出始めています。でも、まだ収穫には至らない。

 キャベツよりも甘い?

 本当なんだろうか・・・しっかり日光に当ててやるのが栽培のコツらしい。と言う事は、もう少し枝を払ってやるべきだろうか。どうも見たことも食べたことも無い野菜って、ドキドキするね。

 金曜日、東京の友人(もぐささん)から、挿し芽にした<芝桜>が届きました。12苗入っています。これを、スロープの土押さえと彩りにしたいと決めていました。

 それがこのスロープです。画像で見ると、そんなに坂に見えないと思いますが、1mほど高低差があります。表の庭を整備した時に出て来た握りこぶしよりも大きな石やごろ石、砂利などを土台にして、土を入れてあります。だから、植物が根を張ってくれると、とても助かるんですが、それがイネ科の植物だと、ちょっと困ります。1m以上も草丈があると、やはり邪魔になりますからね・・・(^^;

 1週間でこんなに伸びる草たち・・・芝桜を植えると、グランドカバーになってくれると言う期待もしています。

 植え込む前に、要らない雑草を抜く。途端にまた雨・・・雨で中断なんてしている暇はありません。濡れながら作業を続けていると、また晴れて・・・この日、お天気はコロコロと変わっていた。やはり秋の空なのだろう。(笑)

 丸で囲んだ物が芝桜です。他の草は、スミレだったりヨモギだったり・・・で、抜きませんでした。人間の勝手ですが、役に立つ草は抜かないんですよね。(笑)

 水はけは良い。肥料は・・・少し足りないかも知れない。無事にこれで育つんだろうか?根が張るまで待って、油カスを施すべきだろうか。調べて対処したいと思います。

 O−さんが種まきした第一号の<モロッコ豆>が、こんなに茂ってくれました!!前回花芽が一杯あったので、チョット期待していたけれど、こんなに実ってくれるとは思ってもいなくって、これは良い具合に期待を裏切ってくれた。イノシシでショゲていたO−さんも、コレで少しは気分を上向きにしてくれるかな?

 これがモロッコ豆です。平べったくて、薄い豆で、少しベタベタっとした感触があります。この豆は、茹でずに、そのまま料理に使えるし、大きいので食べ応えも充分ありました。

 味は甘みが濃くて美味しいです。Pは、サッと炒めて塩コショウで食べるのが一番美味しいと思いました。

 これも来年は沢山育てたい植物です。

 O−さんが種まきをした第二弾が、この白菜。虫にやられないように、寒冷紗(白いネット)をしています。

 白菜の種まきは、株間40cmになるように、ビール瓶の底を押し付けて穴を開け、そこに数粒ずつ撒いて、土を被せます。一週間で、ここまで大きくなるんですよ。

 今日はこれを間引きします。Pはポットに苗を作るようにと勧めたのですが、O−さんはそのまま撒きました。

 Pがポットに撒くように言ったのは、ネキリムシに根を切られないようにとの配慮でしたが、種を多めに撒くことで、O−さんはなんとか発芽させる事に成功したようです。ネキリムシも来なかったようですし、先ずは良かったvv

 発芽直後は、やはりネキリムシが、根を切ってしまう事が風菫の里にも多々ある話だそうで、今回はラッキーにも、そんな憂き目に遭わずに済んだと言う事。(笑)

 寒冷紗を一旦開けて、1本立ち(一箇所に1本だけに間引くこと)させ、雑草を抜く作業をしました。

 筋蒔きやばら撒きだったら、さぞ間引きが大変だっただろうと思います。今回O−さんは、上手く点撒き(一箇所に数物だけ撒いて、株間を開ける)してくれたので助かりました。

 ひとつひとつ勉強です。失敗もショックも沢山あるけれど、収穫した野菜の美味しさを経験すると、辛い農作業も楽しさに変わる・・・つくづくそう感じた一年です。


風菫の家をネットで見つけたのが、9月の丁度今頃でした。

不動産会社に電話して、下見をしたと同時に手付けを入れて・・・。
思えば、とてつもない賭けをしたP動物家族。
O−さんの最悪な年周りだったにも関わらず、
周囲の人に恵まれて、励まされ、教えられて
一年が終わろうとしています。

これからが、でも、本当の大変さが出てくるのだろうと思うけれど
何とかみんなの力をお借りしつつ、やって行ければ幸いです。

あ、<風菫の里にて>まだまだ続きますよ!!
これからも、どうぞヨロシクお付き合いをお願い致します。m(__)m


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素材 by Pari's Wind