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庭の生薬♪
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2009年 5月 18日

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 鶴の首のようなのが畑の隅っこに・・・これ、ニンニクの花芽です。どんな花が咲くのかな〜と、興味はあるものの、そのまま花を咲かせてしまっては、土中のニンニク球が大きくならないらしいので、ハサミでチョキンチョキンと切り取って炒めて食べちゃいました。これが美味しい〜(o^^o) ウフ

 だって・・・それがニンニクの芽って売られている物なんですってね。ニンニクの芽って、ニンニクの花芽の事だったなんて、初めてしりました。(笑)
 泉太郎さんから頂いたイチゴの苗、<宝生>と<とよのか>が実を付けだして、数個真っ赤に熟していました。が・・・ありんこたちの餌食となった物もあって、なんとも残念に思います。甘いだけの市販のイチゴと違って、酸味もうまい具合にあり、最高だって思います。
 今年は豆類が豊作♪沢山実を付けてくれています。が・・・これは<絹さや>だから、こんなに豆を太らせるものじゃないわけで・・・(笑)太りすぎたものはお茶の袋を被せて種採りにします。(><)
 蓮・・・蓮根が食べたい!!ってことで、通販で蓮根の苗を買ったのは良いけれど、池をまだ作ってないので置き場所に困った。段ボール箱に入れておいたらカビっちゃって・・・(*゚Д゚)Eeee−−−!状態で・・・苦肉の策で深めの容器に泥と肥料を入れて、太い方を土から出し、細い方を土に埋め、水を入れ込みました。何回かに分けて水を入れないと、土が水を吸い込むまでに時間がかかるので、次に見たら水嵩が減ってたりします。日当たりの良い場所で育てるのがコツらしいですよ。ってことは・・・池は日当たりの良い場所に作る必要があるのね。(^^;
 マダム・アルディ・・・通称グリーンアイズ。この緑色のおめめに惹かれて育てていますが、いつも虫に食われて悲惨なんです。今年はアブラムシがいるものの、綺麗に咲いてくれたので嬉しいですvv
 これは蕾・・・コロコロ〜っとしてて、桃みたいでしょ。(笑)オールドローズでダマスクの香り。半つる性だから、今度オベリスクか何かに誘引しようかと思います。茎がしなやか過ぎるし、花がその割りに重たい。(笑)
 マーガレット、とても元気です。(*^^*)数年ずっと育てていたマーガレットは、木質化していたのに今年越冬出来ませんでした。とてもショック・・・。そしたら、全く違う場所からマーガレットが出てくれて驚きと同時にとても嬉しく眺めさせてもらっています。
 ジュリア・・・剣先高弁咲き・・・これぞバラ!!って姿が好きです。色もとても上品な茶系。そんなに沢山咲いてくれないけれど、蕾から散るまで長い間楽しませてくれるバラです。
 オランダカイウ・・・サトイモ科で、とても大きくなるのですが、我が家のカイウはまだ小さな株です。祖母が大阪の庭に植えてくれたのを株分けして育てています。寒さには弱いので、本来は霜よけなどをしてやるべきなのでしょうが、私はそのまま自然にまかせてしまってます。(^^;
 スイスチャードっていいます。お野菜です。(笑)

 茎が、黄色、ピンク、赤、緑、オレンジ・・・になり、綺麗だけど、どうやって食べたら良いの???状態に陥りました。(^m^)プッ

 大きくなってしまうと硬くなるらしく、10cmぐらいで端からかきとって、生のままサラダ、サッと茹でて和え物に。サラダで食べるとレタス感覚、茹でるとほうれん草感覚で食べられます。ってことは、炒めても美味しいかもvv

 とても育てやすい子だし、花壇に植えてあっても綺麗だから良いかもね。
 うどんこ病になっていた名前のない子。ミニチュアローズで、最近園芸店で見かけるけど、名前がないのよね・・・。咲いていない弱った苗を買ったので、お花が咲いてほほ〜っと思っているPです。
 この子も、上の子と一緒に処分品だったのを買って来ました。ミニチュアローズだから、2苗を同じ花壇に植え込んであげたら、また花が咲いてくれました。こちらはオレンジ色。こちらはとても元気。
 庭の草たちを天ぷらにして食べてみよう♪企画。な〜んてことはなくて、大阪から食料を持たずに来たものだから、庭に植わっているものを食べようって事に勝手に決めたのでありました。(笑)

 春の草は、そろそろエグミが強くなる頃なんです。なので、ヨモギがどうかな〜って心配しましたが、匂いがやや強いかな?ぐらいで食べられました。(*^^*)

 ドクダミね・・・花と葉を一緒に天ぷらにすると美味しい〜なんて本に書かれていましたが嘘ですね。酸っぱいし匂いが強くなるので春先のような美味しさはありませんでした。ドクダミは花をつける前の新芽を天ぷらにするに限ります。
 あ。一番左端を書き忘れてますね、これ<スギナ>です。「ゲゲーー!!スギナまで食べるの!?」って声が聞こえてきそうですが・・・はい、スギナも食べます。(笑)本当は、ヨモギたちと同じように、もう少し若くて葉っぱが開いていないスギナの方が柔らかくて美味しいみたいです。でも、これぐらいのスギナでも食べられました。「メッチャ美味しいか?」って問われれば、どうかな〜ですが、普通の天ぷらって感じでは充分食べられますので、これもアリかな。
 スギナご飯です。生のスギナをサッと茹でてしぼり、炊き立てのご飯に塩少々と一緒に混ぜご飯にします。

 スギナは、体内に蓄積された鉛類を排出させてくれるし、腎臓や癌肉腫、関節炎、リュウマチまで効き目があると、自然治癒のクナイプ療法やリャルト・ヴォルフォートがその効き目に着目したのは有名な話。
 前出のリャルト博士は、スギナ茶を長期飲用することで、珪酸が補給され、癌の生長を阻止して、ついにそれを崩してしまうことを報告したそうです。(村上志緒著日本のハーブ辞典より)

 スギナもドクダミと一緒で、夏ごろの全草を刈り取り、1日から2日天日で干して、あとは陰干しにし、3cmほどの長さに切って、中華鍋などで乾煎りして保存すると、香ばしくて良いし、長期保存が可能です。
 乾燥させた物を3本ほど切って、熱湯を注ぎ、5分ほど待って飲んでみました。独特の青っぽい香りと風味があります。苦くはありませんが、ウーロン茶葉などを一緒に入れてブレンド茶にする方が飲みやすいです。
 これがドクダミ・・・今の季節、ググンと伸びて庭中に蔓延ります。それが嫌だと仰る方が多いのですが、私は一部にだけそのまま育てています。お茶や入浴剤にするためです。
 これがドクダミの根っこ。これを齧ってみましたら、地上部よりは香りが穏やかでした。
 ドクダミの根っこを刻んで炒めて食べてみました。しかし、炒めてしまうと食物繊維だけになっちゃったような・・・ゴボウよりも繊維が硬いような感じで美味しくありませんでした。次回は生春巻きにでも生で入れてやろうかと目論んでいます。(全く懲りてない・・・笑)
 カラスビシャク・・・生薬では有名な<半夏:はんげ>と呼ばれます。我が家の庭には、普通に生えてくる草です。(笑)

 すっくり伸びているのが花(本当はホウ)の部分。細長いクローバーの葉のような三枚葉をしているので、すぐに見つけられます。
 これがホウの中身。種のようなのが沢山入っていました。
 これが根っこ。まだ小さいですね。これが大きくなったら半夏と言う生薬になる部分です。干すと丸くて骨の様な感じになる。
 マロウの花が咲きました。効能は、便秘、気管支炎、花粉アレルギー、たばこの吸いすぎからくる咳、風邪、扁桃腺炎、歯肉炎、胃酸過多、太り気味の方やリウマチ、痛風に良いとさます。
 蕾は濃い紫ですが、咲くと明るい紫になり、干すとまた濃い紫になります。(笑)

 マロウティーは、ブルーの紅茶。レモンを1滴入れるだけで、サッとピンクになるマジックティーです。

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