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イノシシ三度目の襲来!!
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2007年 11月17日



 霜が融けた後、草は朝日に照らされてとても綺麗です。この一粒一粒の水分を吸収して、草はまた成長します。まさしく天からの恵み・・・。
 私の大好きな山へと続く道には、大きなどんぐりと栗の木があります。持ち主は滅多にこの地へ来ないらしく、秋になると落葉が風に乗って、道やご近所の庭へと降り積もるように舞う。

 でも、私はこの小道が好きです。

 道に落っこちている栗を車で轢かれる前に頂くからではなく(?)この落ち葉を手押し車いっぱいに頂いて<堆肥>にさせて頂くからでもありません。

 この林のように樹高のある木々が色づくのを眺めたり、花が咲いて実が成って、それがだんだん大きくなるのを、畑の行きかえりに見て取れるのが嬉しくて、ただそれだけですが、なんとも言えずこの短い距離を歩くのが好きなのです。
 栗の小道を抜けて、国道を渡す石の橋を渡れば、山々が見渡せる場所に出る。ここから私の畑はすぐそこ。
 寒冷紗を被せておいた<白菜>が、窮屈そうになってきました。そろそろ寒冷紗を外そうかとO−さんと相談。寒冷紗をしていても今年は虫の異常繁殖で、葉っぱはレース状態。それなら太陽の光をたっぷりと浴びさせてやろうと、寒冷紗を外す・・・。
 里芋の葉っぱもウコンの葉っぱも随分枯れてきました。ウコンは冬になると、地上部は全て枯れてしまいます。しかし来年の2月頃までは、そのままの状態にしておくのだそうです。なぜなら、来年の2月頃までは、根(いわゆる食べる部分)が太るので、今収穫するのは勿体無いのだそうです。

 大体3年目の根が一番良いそうなので、収穫した時に、小さい根はまた4月に植えなおしをするのが良いと言う。
 <大根>・・・イノシシの襲来で、苗が踏まれたり掘り返されたりしていました。こう言うのを見ると、本当にショックなんですよ。これからって時ですしね。前回はサツマイモと枝豆。今回は大根。どうせなら、レース状にされている白菜を狙ってくれりゃ〜良いのに。今年の大根・・・もう無理かな。
 大根を植えていた場所は、イノシシの足跡で穴ぼこになっているでしょ。イノシシは大根を食べるのではありません。ここだけはビニールのマルチをしていなかったために、ミミズを探すのには好都合だったようです。ミミズはイノシシの大好物。掘り起こされたまだ小さな大根を3本、家に持ち帰って食べました。まだ瑞々しさが残る大根。悔しさが滲みました。
 寒冷紗の下には<キャベツ>が元気に成長をしていました。O−さんが畑をするキッカケになった無農薬のキャベツのように、甘くジューシーに育ってくれるのを祈る!(笑)
 他所の畑では、そろそろキャベツの収穫が始まっています。でも、我が家のキャベツはまだ苗のような状態・・・でもご心配には及びません。これは<春キャベツ>でございます。

 春に収穫するキャベツなので、これからじっくりと成長して行くわけで、まだまだヨチヨチ歩きのような状態。
 端っこの寒冷紗には<スナップエンドウ>が、随分大きく茎を伸ばし始めました。実は、スナップエンドウなどエンドウマメの種類は、冬場にあまり成長させないようにするそうです。成長しすぎると越冬しないと脅かされました。なので、暫くは追肥を行いません。このままの状態で越冬させる事にします。茎が15cmほどになったら支柱を立ててからませます。あともう少し・・・・。
 ワケギさんから頂いた<ワケギ>も、随分大きく成長をしてくれています。山ばあちゃんが「ワケギは、数本一緒に植えないとつまらん」と言っていた意味がわかりました。1本ずつ植えると、収穫する時に面倒だから、数本まとめて植えておけば、収穫するのに手間いらずってことですね。

 先っぽが黄色く変色してきています。肥料不足のようです。次回は肥料を株間に追肥することを忘れないように。
 ニンニクも、随分成長してくれています。向こう側の黒いビニールシートは、畑のマルチで使った物を、雑草が生える畑の隅に敷いています。こうすると草抜きをする場所が減って好都合だし、ゴミにしなくて良いので、これから使い古したビニールシートはこの手で敷いて行こうと思いますvv



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