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負けてなるものか!!
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2007年 9月02日

先週は、叔父夫婦が初めて遊びに来てくれて
畑仕事もお休みを頂きました。m(__)m

で、2週間ぶりの山へ・・・。
あの事件以来、ちょっと山へ行くのが辛い。

 山の畑、やはり犯人はイノシシだと言う事を、ご近所から聞いて、負けてなるものか!!と、決意を新たにしたP&O−。でも、またやられていたら・・・O−さんは相当ショックだろうと思うと、Pも足取りが重ーーーい。

 で、畑に一歩入ると、サツマイモは以前のままで、ホッと胸を撫で下ろしました。今度はやられてない!!あれから2週間・・・きっともう来ない?いや、それとも味気ないサツマイモだったために、時期を待ってる!?まだ楽観は出来ないと思った。
 「やられたサツマイモは、もう実が出来んわよ」と、山ばあちゃんが教えてくれた。泣きたくなるのを押さえて、サツマイモのツルだけを収穫してやった。これを炒めて食べようと思う。

 昔、母方の祖母の実家で貰ったのが、とても美味しかった記憶がある。(食べ物の記憶は良く覚えてますP)芋は駄目だったけど、ツルは食べられるもんね!!

 あ、サツマイモ、すべてが駄目だったのではありません。ご覧のようにごく一部です。でも、気持ち的には全滅に近いダメージ!!

 ところが、サツマイモの挿し木した分が、とても元気に育ってくれていて、期間をずらして収穫出来るんじゃないかと喜んでいました。やはりサツマイモの挿し芽は可能だったんですね。考えれば、サツマイモは挿し芽を買って来て植えて、育てるんですけどね。(笑)

 こうして、少ない挿し芽で増やせる事を、今回は覚えました。来年から、また頑張れます!!
 サツマイモを少し掘り起こして見ると、結構大きく育ってたんです!!これ以上置くと、いつまたイノシシにやられるか分かったもんじゃないので、O−さん一大決心をして、第一陣を収穫する!!宣言をしました。

 Pがツルを次々取り去り、そこに芋がくっついて・・・そそ、それを芋ズル式って言うんですよね♪

 って・・・1個もついて来ないやん!!“(*`ε´*)ノ彡☆

 芋ズル式って、あれは嘘だったのね!!と思っていたら、どうやら土が乾ききってしまって、カンパチコ。これではどんなヤツでも土から出られないわね。(o_ _)oバタッ


結局、第一陣のサツマイモは、一輪車に一杯収穫する事が出来ました。
丁度良い頃合で堀り上げ出来たのかも知れません。
ヘタをして、サツマイモをカメラに収めることが出来ませんでした。

それだけ、暑さでヘロヘロだった・・・と、ご理解下さい。m(__)m

 枝豆って、収穫する時は、抜き取って収穫するんだって思っていました。でも、山ばあちゃんが言うには、「頃合の物だけを収穫して行けば、美味しいのが長い間食べられる」とか。

 まぁ、考えれば、それもアリかもね。枝豆のような毛むくじゃら?を、イノシシが食べるとも思えんし。ゆっくり収穫を楽しもうかと、この時はまだ暢気。(笑)
 ホウキグサ(コキア)も、随分大きく育ったものです。

 秋になると葉っぱは真っ赤に紅葉し、やがて実が出来ます。それを<とんぶり>と言って珍重されます。しかし、とんぶりにするには、とても手間がかかって大変!!

 あ、決して美味しいと言う代物ではありません。畑のキャビアと言われるだけあって、食感は面白いのですが、味はほとんどないんですよ。

 ちなみに、葉が落ちる頃を見計らって根元で切り、陰干ししてやると、箒が出来ます。だから箒草(ホウキグサ)と名前がついたのですが、1年草で手間をかけなくとも、こんなにこんもりと勝手に育ってくれ、しかも、実は食べられ、箒にもなるって言う優れもの。ええ子やねぇ〜vv

 ボツボツ花芽が出来てきています。どんな花が咲いてくれるのか、Pはそれが一番楽しみでもあるんですが。(笑)
 サツマイモの挿し木、こんなに葉っぱが出てきました。そろそろ下にサツマイモが育ち始めているかも!!

 イノシシって、隠れる場所(雑草などが多い茂っている場所)があると、出没しやすいと聞きました。で、山の畑の周囲の雑草を土手も含めて、すべて刈り取りました。

 <畑のぐるりに鉄板を敷けば、イノシシは滑って進入出来ない>とか、<網を張り巡らして、1mほど横に垂らすと、網に蹄がからまって進入出来ない>とか、色々言われますが、結局のところ、上手い手立てって言うのは無いそうです。

 しかも、自分の土地でもないところに、そんなに費用を掛けても・・・と言う思いも正直あります。

 難しい問題だな〜って思うんですよ。
(画像は、全く関係ないニラの花です)
 山も、そろそろ収穫の準備に入る頃。イノシシ除けの伝線が痛々しく思う反面、そうでもしなきゃお米も守れないご時勢なんだなと、少し寂しい気持ちになりました。

 自宅の畑兼空き地・・・Pの実験室の様相を呈しています。畝なし、肥料なしで栽培したレタスは、すっかりトウが立ち、花が咲き競っています。と言っても、花が小さいので、綺麗に見えないところかミソ。(><)

 ウドって書きましたが、ウドではなくタラの芽でした。すみません、画像に入れ間違ってます。m(__)m
 
 今見てビックリ。(オイ!)

 沢山の花を咲かせてくれたマロウは、剪定しました。下には零れ種で、しっかり発芽しているヤツがウジャウジャ。でも心配はいりません、強いものだけが生き残る、自然の原理ですね。(笑)

 大阪の家から持ってきたサクランボも、しっかり根付いてくれて、1mほどに成長しています。でも、レタスのトウの方が背が高い。(* ̄m ̄)プッ
 O−さんが種まきを失敗したモロッコ豆、結局2本だけ順調に育ってくれています。イノシシにサツマイモをやられた分、ここで気持ちを持ち上げておかないとね。(笑)

 O−さんの種まき第二弾!!白菜の苗が育ってくれています。1週間で凄い勢いで育ってくれました。今の季節、植物の成長は目まぐるしい。

 ゴマの葉を間引きした分を移植した物も、しっかり育っています。タマネギの種まきした分も、芽の一歩手前の頭?がやや出て来たって感じですが、ここでハプニング!!O−さんがバランスを崩したのか、後ろ足(前足ってあるの?)でタマネギを植えた場所を踏んでしまい、慌てて手で土を綺麗に・・・って、これってダメ押ししているのと同じなんだけど!!踏んづけたらそのままにしておいて欲しかったよ〜。土を撫でちゃったら、折角頭を持ち上げた所が頭が擦り切れちゃって駄目になっちゃうよ・・・(涙)

タマネギ、さてさて、発芽なるかどうか・・・不安がまた頭を過ぎる。
 あ、これ、エゴマです。シソ科なんですよ。ゴマはゴマ科なので、これはゴマの仲間じゃなく、シソの仲間って事ですね。だから、非常にシソの葉に似ています。香りだけがゴマの香りがするんですよ。

 今年の暑さで、大きな葉が枯れてしまった<明日葉>ですが、朝夕少し涼しくなって、新芽が出て来ました。これで復活してくれると良いのですが・・・。

 明日葉は、「今日採っても、明日は葉が出る」と言うところから、名前がついています。宿根ですが、その寿命は約3年と、意外と短いんです。

 モロッコ豆の花が咲き始めました。上手く実を結んでくれることを祈るばかりです。花のすぐ後ろに実が実りかけているのが分かりますか?平べったくて、やや大きい豆が出来るのですが、茹でたりせず、そのまま炒めて食べられるし、甘みのある美味しい豆だそうで、今から期待が膨らみます。

お盆も過ぎ、風菫の里はヒグラシの音はもう聞けなくなり
ヒグラシに代わってツクツクボウシが良く鳴くようになりました。
そろそろ夏も終わり?
いいえ、まだまだ今年の夏は終わりそうにありません。

近くの川では、盛んに鮎釣りが行われています。

なのに、もう町の看板には<松茸ご飯>の文字が躍っています。
風菫の里は、松茸が豊富に採れたらしい。。。
未だに<松茸ご飯>が名物なのか
至る所にこの看板が出ています。
季節の風物詩?
一度は食べてみたいものです。(涙)



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