*- 二十四番花信風 -* ************************** 松の内も過ぎた頃、本来ならまだまだ寒さも厳しさを増し、 関西では、これから奈良東大寺のお水取りが寒さのピーク。 やがてお水取りが終わり 春のお彼岸頃にようやく春めいて来ます。 まぁ、ここ数年は、あまり冷え込みも少ないのですが それでも、春と言う感じにはまだなりませんね・・・。 一月五日<小寒:しょうかん>から 四月二十日<穀雨:こくう>までの 八節気二十四候、それぞれに花を咲かせる風が吹く それを<二十四候花信風>と呼ぶ。 そんな話を本でみつけました。 なんとも素敵じゃありませんか。 これから寒さが厳しさを増すと言うのに 花を咲かせる風?と思われる方もいらしゃるでしょうけど ちょっと想像してみて下さい。 どんな風がどの花を咲かせに来るんだろうかと・・・。 イメージ出来ますか? イメージしながら、どんな風に感じましたか? きっと、古来の人は、暖房も温かな衣服もあまりない時代にあって どんなに暖かくなる春を待ち焦がれた事でしょう。 今の私たち以上にきっと、春を運ぶ風を心待ちしていた事でしょうね 長くなりますが、読み出したついでに、もう少しお付き合い下さい。(笑) *--*--*--*--*--*--*--* 「小寒」1/5 初候・・・梅花 次候・・・山茶:さんちゃ(椿) 末候・・・水仙 「大寒」1/20 初候・・・瑞香:ずいこう(沈丁花) 次候・・・蘭花:らんか(蘭) 末候・・・山ばん:さんばん(黒灰) 「立春」2/4 初候・・・迎春:げいしゅん(黄梅:おうばい) 次候・・・桜桃:おうとう(ゆすらうめ) 末候・・・望春:ぼうしゅん(辛夷:こぶし) 「雨水」2/19 初候・・・菜花:さいか(菜の花) 次候・・・杏花:きょうか(杏) 末候・・・李花:りか(李:すもも) 「啓蟄」3/6 初候・・・桃花 次候・・・棣桃:ていとう(山吹) 末候・・・薔薇:そうび(バラ) 「春分」3/21 初候・・・海棠:かいどう 次候・・・梨花:りか(梨:なし) 末候・・・木蘭:もくらん(木蓮:もくれん) 「清明」4/5 初候・・・桐花:とうか(桐:きり) 次候・・・麦花:ばくか(麦) 末候・・・柳花:りゅうか(柳) 「穀雨」4/20 初候・・・牡丹:ぼたん 次候・・・荼菲:とび(頭巾薔薇:ときんいばら) 末候・・・煉花:れんげ(栴檀:せんだん) *--*--*--*--*--*--*- 花の名前を連ねるだけで 春の中にいる気がしてきませんか? 言葉を見聞きするだけで、なんとも優しい気分になれる日本語を もっと沢山しりたいと思う、今日この頃です。 (ブログ:風想花に書いたものを転記しました。) 2008.01/28 P-saphire |